シナリオコンクール受賞者が周囲にいたら? ザワっとした時がチャンス、ということについて。

脚本学校に通い始めると、シナリオコンクールで知人友人が受賞することがあります。

自分のことのように喜ぶ人もいれば(あんまりいないかも笑)、悔しい!と思う人も、なんだかザワザワする人もいると思います。

私はザワザワしていました。笑

悔しさや、ザワッとした気持ちを抑えて、「おめでとう!」と笑顔をつくることがあった。
それだけならまだしも、その気持ちがなかったフリをして、「喜ばなきゃ」って思い込もうとすることさえあった。

 

今は、そう思うことはなくなりました。

感情が揺れ動いた時は、自分と向き合うことのできるチャンスだとわかったから。

 

なぜ、悔しいのか。
なぜ、ザワっとしたのか。

自分の方が面白い脚本を書いていると思っていたから?
自分の方が才能があると思っていたから?
彼女だったから、彼だったから悔しいのか。
他の誰かだったら喜べるのか。

突き詰めてみると、結局、相手ではなくて、『自分』にザワザワしていたんですね。

 

昔、知人がある賞を受賞したと聞いた時。
「わぁーすごい!」と言った裏で、一瞬ザワついたのです、私。

「あれ?」と思った。

その方の受賞を不思議に思ったわけではないのに。
そもそも私、その賞、出してさえいなかったのに。笑

一体、何にザワついたのだろうと、不思議に思って掘り下げてみた。

そうしたら結局、その方が受賞したことに対してではなく、「別の仕事をしながらクオリティの高い作品を書いていた」ことに対してだったんですね。

つまり「普段の仕事を言い訳にして、書いていなかった自分」に、腹が立ったんです。

 

突き詰めてみると、わかります。

全部、自分に対しての想い。
賞を取った誰かじゃない。

悔しさや嫉妬をバネにして頑張るんだ!
というタイプの人はそれもいいかもしれないけれど。

なんだかザワザワ、モヤモヤする。
喜べない自分が嫌だ。

という場合は、そのザワザワ、モヤモヤを突き詰めると、自分の意外な本音に気が付くかもしれません。

 

それから。

私が採用している素敵な考え方に、『周囲にいる人は、未来の自分のモデルである』ということがあります。

これは、ビジネスの世界で教わったことなのですが。

周囲に『お金持ち』が多い人は、将来お金持ちになり。
周囲が『いつも忙しい人』ばかりだったら、自分も忙しくなる。
だから、『こうなりたい』人の中に飛び込むことで、実現が近くなると言われています。

いわゆる、『環境を変える』ことの一つ。

と、なると。

周囲の人が賞を取ったという事実は、とても喜ばしいことじゃないでしょうか。

「じゃあ次、私かも!」

と自分本位に喜んでみても、いいんじゃないかな、と思います。

 

ではまたね。